【八潮市道路陥没】全国から協力の輪を、4日から汚水搬送作業さらに拡大へ
埼玉県八潮市で発生した下水道管に起因するとみられる道路陥没事故について、3日夜時点で春日部中継ポンプ場での汚水搬送作業を一旦引き上げるとともに、4日からは陥没事故現場上流区間のマンホールでさらに箇所数を増やし対応することが明らかとなった。
全国の下水道管路の維持管理業者から組織される日本下水道管路管理業協会と埼玉県で現在、対策箇所の選定などを協議しているという。昨日時点で最大15台の汚水吸引車で汚水搬送作業の対応に当たってきたが、4日午前の段階で20台以上に運行体制が拡大している。
日本下水道管路管理業協会では、前線基地を中川水循環センター内に設置。自然災害に準じた対応として現在、全国の会員企業に汚水搬送作業への協力を呼びかけている。