水位情報活用・最適運転などICTテーマに多様な提案が 下水協、浸水対策で説明会 マイクリップに追加
日本下水道協会は下水道職員向けの浸水対策に関する技術説明会を10月にオンラインで開催した。10月17日に実運用編、10月30日にICT活用編の全2回に分け実施し、自治体での取組み事例や民間企業が開発した最新の浸水対策技術に関する理解を深めた。
このうちICT活用編では、自治体事例として柏市における管路内水位観測システムの導入ケースが紹介された。同市では市内主要地点の降雨情報のほか、マンホール27カ所における雨水管の水位情報をリアルタイムでモニタリングできるシステムを導入している。導入に際し市民から好意的意見が数多く寄せられているという。
民間企業の技術紹介では、日水コンと日立製作所がリアルタイム浸水予測システムを、石垣が雨水排水ポンプや遠方監視システムを、NJSが雨水マネジメントシステムを紹介。日水コンの発表では、AIやSNS情報の取得・活用を強調。石垣の発表では全速全水位型横軸水中ポンプによる分散型小規模雨水ポンプ場の設置提案に加え、来年度に立軸ポンプで新製品の発表を行うことを紹介。NJSの発表ではクラウドサービスを軸とした水位観測・周知、浸水要因分析などの各種ソリューションを紹介した。