【八潮市道路陥没】中野国交大臣、強靱な下水道確保に対応 陥没事故受け
埼玉県八潮市内で発生した下水道管に起因するとみられる道路陥没を受け、中野洋昌国土交通大臣は31日に国会内で行われた記者会見で、今後事故原因の調査を進め、強靱な下水道の確保に向けて必要な対応を検討・実施していくことを示した。
28日に発生した道路陥没では、当時走行していたトラックが転落。現在もドライバーの男性1人の救助活動が続けられている。中野大臣は救助活動に国交省としても最大限協力していることを示しつつ、「救助が完了次第、すぐに応急復旧作業に着手できるよう国土交通省からも専門家を派遣するなど、必要な体制を構築し、関係機関が連携して準備を進めている」と述べた。
その上で、1日も早く通常の生活に戻れるよう国として埼玉県や関係自治体と連携を図りながら、速やかな復旧に向けて最大限取り組んでいく姿勢を示した。
また29日に全国の自治体に対して緊急点検を要請したことに触れ、「このような事故が起こったことを重く受け止め、今後事故原因の調査結果なども踏まえて、強靱な下水道の確保のために必要な対応をしっかりと検討・実施をしてまいる」と述べた。