防災力向上へ自治会と訓練 フソウ マイクリップに追加
段ボールベッドの組み立て
フソウ(角尚宣社長)は10月26日、フソウテクノセンター(高松市)で近隣の乾自治会との「乾自治会・フソウ合同避難訓練」を実施した。訓練の実施は3回目。自治会から32人、同社から37人が参加した。
訓練は、南海トラフを震源とするマグニチュード9の地震発生および津波警報発令を想定。住民と避難ルートを確認するとともに、社員が連携して行動手順を実践した。
また、センター内の非常用自家発電機やトイレの緊急排水槽、雨水の再利用システム、耐震性貯水槽等を紹介したほか、防災食の調理・試食、段ボールベッドや簡易トイレの組み立て体験を行うことで、防災への理解を深めるプログラムとした。
訓練後、社員からは「知識や経験をさらに深められた」「自治会の高い防災意識に触れ、社員の意識も引き上げられた」「地域住民の安全確保も当拠点の重要な役割であると実感した」といった声が寄せられた。
