流出解析マニュアル改訂へ 下水道機構・技術委、プラチナシステム共研が終了 マイクリップに追加
日本下水道新技術機構は17日、都内で令和6年度第2回技術委員会を開催。水処理や雨水対策に関する共同研究2件への新規着手や、汚泥処理に関する共同研究1件に関する終了報告を含め、全7件を審議した。
【新規】▽下水処理場におけるエネルギー監視装置に関する共同研究(明電舎、熱海市)▽流出解析モデル利活用マニュアル改訂に関する共同研究(NJS、オリジナル設計、極東技工コンサルタント、三水コンサルタント、東京設計事務所、中日本建設コンサルタント、日水コン、日本インシーク、日本工営、日本水工設計、ニュージェック、パスコ)
【終了】▽プラチナシステムを用いた脱炭素化技術の開発に関する共同研究(石垣、熊本市上下水道局)
終了案件では、プラチナシステム(下水中繊維状物回収・利活用システム)が稼働中の施設を調査するとともに、焼却炉設置事例におけるプラチナシステム導入のケーススタディとして汚泥含水率低減による自燃運転(補助燃料不要)化などの効果を検討していた。