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WーPPPで特別企画 下水道展’24東京 マイクリップに追加

下水道展’24東京のロゴ

 7月30日~8月2日の4日間にわたり開催される下水道展’24東京(主催:日本下水道協会、会場:東京ビッグサイト)の詳細が明らかになった。出展規模は351社・団体の1195小間。

 2日目には特別企画として、近年、注目を集めているウォーターPPPをテーマとしたシンポジウム「ウォーターPPPの導入と展望」を自治体関係者向けに開催する。三井住友トラスト基礎研究所で、インフラ事業に関する各種調査やコンサルティングを担当する浅川博人氏をゲストスピーカーに迎えた基調講演が行われるほか、宮城県で上工下水一体のコンセッションを手掛けるメタウォーター、柏市で管路包括委託を手掛ける奥村組、同じく管路包括を鶴岡市で手掛ける管清工業からの事例紹介、登壇者によるパネルディスカッションが行われる。すでに公式サイト上で参加登録の受付を開始している。

 参加無料の併催企画は17イベントに上る。ウォーターPPPをはじめとした官民連携や災害対応、脱炭素などさまざまな切り口から最新の情報を届ける。

 昨年に実施し好評を得ていた、出展ブースを巡るツアー形式の研修会「下水道技術情報研修会(ブースツアー)」も開催する。今年は、官民連携、浸水対策、管更生工法、施工事例、ストックマネジメントをテーマに12コースを設定する。

 従来の出展者表彰は、「出展者コンテスト」としてリニューアルする。出展された技術の先進性や新規性などの観点で選ぶ「技術フォーカス部門」、出展内容を分かりやすく伝えているかの観点で選ぶ「グッドPR部門」に加え、「審査員推薦部門」の計3部門を設ける。コンテストは、事前エントリー制で、出展者専用ページから6月20日まで申し込む。3日目午前まで下水道展の来場者が行う投票の結果を参考に、コンテスト審査会の審査員がエントリーした出展者のブースを回った後、審議で各部門の受賞者を決定する。

 併催行事となる第61回下水道研究発表会は、7月30日~8月1日までの3日間にわたって開催される。初日11時からは、京都大学名誉教授の田中宏明氏が「多様的な環境やwellーbeingの視点から新たに求められている下水道の姿(仮題)」と題して特別講演を行う。従来、会場となっていた会議棟が大規模改修工事で使用できないため、テレコムセンター駅近傍のタイム24ビルで開催する。会場内では、東京ビッグサイト駅までの乗車券を配布し、展示会への誘導を図る。


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