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2024年214日 (水) 版

肥料テーマで官民交流図る 下水協・Geマッチング マイクリップに追加

官民で交流を図った

 日本下水道協会は1月18日に官民対話イベント「第2回下水道官民連携ミーティングin大阪」を大阪市下水道科学館で開催した。このイベントは地方公共団体が抱える課題に民間企業がその場で自社技術の提案などを行うもので、昨年札幌市で開催された下水道展の併催企画として初開催された。

 今回のテーマは、脱炭素化と汚泥の肥料利用。開会挨拶に立った大阪市建設局下水道部の原田俊崇調整課長は「CO2削減と汚泥の農地還元は、下水道にとって早期の取組みが求められている課題。大いにこの場を活用していただき、解決への道筋を探っていただきたい」とイベントの成果に期待を寄せた。

 その後、下水協の永吉光一課長補佐が「Geマッチング」の紹介、イベントの概要説明を行い、それぞれの担当者がブースごとに分かれて1対1のビジネスマッチングがスタートし、情報共有と活発な意見交換が行われた。

 参加した地方公共団体および民間企業は次の通り。

 ▽静岡県▽滋賀県▽兵庫県▽大阪市▽神戸市▽NJS▽共和化工▽三機工業▽水ingエンジニアリング▽前澤工業▽東芝インフラシステムズ▽明電舎▽ヴェオリア・ジェネッツ▽メタウォーター▽フジタ▽神鋼環境ソリューション。

 下水道協会では今後も同イベントを定期的に行うこととしており、取組みの詳細をホームページで公開するとともに、地方公共団体側のニーズや企業側のシーズを捉えるため、アンケート調査なども実施している。


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