都市インフラ合弁会社、2月から活動 NJS・日本ヒューム マイクリップに追加
都市インフラに関わる一連のソリューションを提供
NJS(村上雅亮社長)と日本ヒューム(大川内稔社長)が設立に向け準備を進めてきた都市インフラソリューション事業に関する新会社(合弁会社)について、来年2月から活動開始する方向であることが明らかとなった。
新会社の設立は、都市インフラの調査・診断から修繕・改築までの一連のソリューションを提供するとともに、都市インフラのニーズに基づいた技術開発、資材・製品開発を推進する狙い。主な事業として、▽インフラソリューション▽再生可能エネルギー▽脱炭素マテリアル――の3事業に取り組む予定。
インフラソリューション事業では、インフラの長寿命化や循環型社会に対応した資源再利用、そしてスマートインフラによる情報活用の推進に関する技術とサービスの提供に取り組む。
再生可能エネルギー事業では、再生可能エネルギーの導入促進、地域のエネルギー自給率の向上、災害時におけるエネルギー供給などを目的として、エネルギー関連のサービスを提供する。特に、公共施設やインフラに関連した再生可能エネルギーの導入を推進する考えだ。
脱炭素マテリアル事業では低炭素コンクリート・CO2吸収建設資材・CO2分離利用技術の開発と実用化を手がける。