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大阪狭山市で管路包括2期目 積水化学ら5社共同体が契約 マイクリップに追加

 積水化学工業を代表企業とする5社共同体は、大阪狭山市が募集した公共下水道施設包括的維持管理業務の業務委託契約を締結したことを明らかにした。平成28年度から5カ年で実施していた同業務の契約期間終了に伴い、新たに令和3年度から5年間の委託業務(大阪狭山市公共下水道施設包括的維持管理業務〈第2期〉)として公募していたもので、公募型プロポーザル方式による審査を経て優先交渉事業者として選定されていた。

 共同体は、▽積水化学工業▽管清工業▽藤野興業▽日本インシーク▽カンキョウ――の構成。

 業務内容は、▽日常的維持管理業務(全体マネジメント、住民対応業務等)▽計画的維持管理業務(点検、清掃、不明水調査等)▽ポンプ場およびマンホールポンプ維持管理業務▽計画策定業務(管路調査含む)▽修繕・改築工事(管更生工事等)となっている。

 積水化学工業が業務全体統括および日常的維持管理業務を、管清工業が計画的維持管理業務を、藤野興業が計画的維持管理業務、日常的維持管理業務、修繕・改築工事(工事)を、日本インシークが計画策定業務、修繕・改築工事(設計)を、そしてカンキョウがポンプ場およびマンホールポンプ維持管理業務を担う。

 第1期では管路施設のみを業務の対象としていたが、今回から新たに中継ポンプ場およびマンホールポンプの維持管理業務が含まれる。管路とポンプまでを一体とした維持管理を行うことで、より効率的な維持管理が期待される。


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