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メンテ高度化で4件 AB-Cross・8年度、採択CN水処理は1件 マイクリップに追加

2026/04/08 総合 国土交通省

 国土交通省は、3月31日、令和8年度「上下水道一体革新的技術実証事業」(AB―Cross)で実規模実証事業の採択案件を公表した。

 下水道管路メンテナンスの高度化・メンテナビリティの向上につながる技術として、管内調査の無人化・機械化関連の提案がそろった。公募に当たっては、国が設置した「下水道管路マネジメントのための技術基準等検討会」で示された新たな診断基準案を踏まえ、「下水道管路メンテナンス技術の高度化・実用化推進会議」が設定した技術開発目標が反映されている。技術開発項目では、クラック幅の計測や自己位置推定を必須機能に設定していたほか、任意機能として飛行・航行性能の向上、異状把握の高度化などを例示していた。

 また、標準活性汚泥法以上の省エネ効果や温室効果ガスであるN2O発生抑制に資するCN対応水処理技術として、標準活性汚泥法にMABR(膜通気式生物膜法)を組み込む新たな提案が採択された。

 採択テーマと共同研究体は次の通り。

 【下水道管路メンテナンスの高度化・メンテナビリティの向上につながる技術】▽No Entry実現に向けた概略点検・詳細点検併用型ドローン×AI実証事業(Liberaware、管清工業、日水コン、アキュイティー、千葉市共同研究体)▽下水道管路におけるフロート式点検ロボットの実証事業(日本工営、ウオールナット、埼玉県共同研究体)▽予防保全を実現する下水道次世代DXモデル実証事業(埼玉県、NTT東日本、NTTeDroneTechnology、ジャパン・インフラ・ウェイマーク、NTTインフラネット、国際航業共同研究体)▽天井走行ロボットを用いた下水道管路背面の初期空洞に対する無人点検技術の実証(前田建設工業、三井住友建設、東京大学共同研究体)

 【2050年カーボンニュートラルの実現に資する省エネや創エネなどの技術】▽脱炭素化に資するMABR併用型活性汚泥法(三機工業、日本下水道事業団、横浜市共同研究体)


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