日本下水道新聞 電子版

2026年121日 (水) 版 PDF版で読む 別の日付を表示
2026年121日 (水) 版 別の日付を表示 PDF版で読む

研発で推進工法の停止など知見共有 JSTT マイクリップに追加

2026/01/21 産業 業界団体

 日本非開削技術協会(JSTT、森田弘昭会長)は11月28日、都内で第36回非開削技術研究発表会を開催。14題の講演が行われた。

 あいさつした森田会長は、八潮市道路陥没事故に触れ、今後、管路の新設や更生、点検調査などで非開削技術が活躍することに期待を示した。

 九州大学大学院の藤井花帆氏は、「矩形推進工法における推進力変動の解析」と題して講演。働き方改革によって増加しつつある推進工法の作業停止が推進力に与える影響について発表した。藤井氏らの研究によると、作業停止時間が約4時間を超えると地山の緩みなどにより摩擦抵抗力が大きく増加するため、長期間の作業停止後は留意する必要があるという。

 他の講演は次の通り。

 「重要幹線道路下に埋設されている雨水ボックスカルバートの耐震対策設計事例について」紙野晃輝(三水コンサルタント)▽「非開削技術の欧州における展望」Ian Ramsay(NuFlow Technologies〈米国〉)▽「現場硬化管用多層ガラス繊維ライナーの活用と技術的利点」Jason Smith・Elliot Toms(Scott&Fyfe〈スコットランド〉)▽「非開削によるシールド管路内の空洞調査・充填方法の開発と施工実績報告」野村和達(東京電力パワーグリッド)▽「通信土木設備(ヒューム管)の内部状態の確認手法および非開削充填技術」石川琢也(NTTアクセスサービスシステム研究所)▽「推進施工現場における労働安全衛生管理のシステム化」田村晋治郎(ジェイアール総研情報システム)▽「AI・衛星・GISを活用した水道管路マネジメントの高度化」結城啓治(東亜グラウト工業)▽「地中レーダのAI判定方法と舗装厚さ判定方法の開発」綱崎勝(大阪ガスネットワーク)▽「GMS3による3次元埋設管マッピング」篠原潤(カナン・ジオリサーチ)▽「フランスにおける管路PPP事業の実態分析:現地調査から得られた知見と日本への示唆」藤岡祐(フジ地中情報)▽「風化花崗岩での長距離推進」藤田啓司(機動建設工業)▽「掘進機先導体位置推定装置Sリードにおける位置推定精度向上の歴史と今後の課題」田村晋治郎(ジェイアール総研情報システム)▽「小口径管推進工法(エースモール工法)の適用口径拡大の取組み」根本亜矢子(アイレック技建)


この記事を見た人はこんな記事も見ています

産業の過去記事一覧

×
ようこそ、ゲストさん。
新規会員登録 ログイン 日本下水道新聞 電子版について