NJS「BioWin」に新機能 平膜MBR対象に追加 マイクリップに追加
NJS(村上雅亮社長)は、同社がソフト販売を手掛ける下水処理プラントシミュレーター「BioWin」について新バージョン(Ver6.3)のリリースを発表した。
新バージョンでは平膜によるMBR(膜処理)をモジュールとして追加したほか、温暖化効果が高い亜酸化窒素のモデリングにいくつかのオプションが追加された。また、炭酸カルシウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウムの三つの沈殿物のパラメーターが追加される等の変更が加えられ、より詳細なシミュレーションが可能になった。
BioWinは、カナダのソフトウェア会社であるEnviroSim社が開発した下水処理プラントシミュレーター。NJSは平成29年にBioWinに関する販売代理店契約を締結し、ソフト販売に加えBioWinを用いた下水処理シミュレーションによる処理機能診断や再構築・運転管理の最適化や改善提案を行ってきた。