日本下水道新聞 電子版

2024年821日 (水) 版 PDF版で読む 別の日付を表示
2024年821日 (水) 版 別の日付を表示 PDF版で読む

予算・拠点確保で要望活動を展開 CPWS/JWWSA マイクリップに追加

 全国下水サーベイランス推進協議会(CPWS、会長=片山浩之・東京大学教授)と日本下水サーベイランス協会(JWWSA、会長=村上雅亮・NJS社長)はこのほど、国会議員や厚生労働省、国土交通省に対し、下水サーベイランスの社会実装の推進に向けた提案活動を実施。CPWSの片山会長、広瀬栄副会長(養父市長)、JWWSAの村上会長、両団体で理事を務める東京大学の北島正章特任教授らが参加した。

 7月23日に自民党の遠藤利明前総務会長、24日に山本有二水政策・国土保全調査会長、26日に田村憲久政務調査会会長代行/下水道事業促進議員連盟会長、30日に国交省の廣瀬昌由技監、厚労省の鷲見学感染症対策部長らに面会。下水サーベイランスに係る令和7年度予算概算要求に対する意見交換を行ったほか、実施体制の構築に向けて、全国200カ所程度で「下水サーベイランス拠点都市」を設けることや、これら拠点都市における「下水バンク」の実施などを提案した。

 また、厚労省には「感染症流行予測調査事業」の拡充、国交省には下水サーベイランスに必要な機器等や関連費用の国庫負担を要望した。


この記事を見た人はこんな記事も見ています

地方行政の過去記事一覧

×
ようこそ、ゲストさん。
新規会員登録 ログイン 日本下水道新聞 電子版について