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こども霞が関見学デーで出前授業 管路管理総合研究所 マイクリップに追加

2024/08/21 産業 企業

 管清工業のCSR部門として平成19年4月に設立された管路管理総合研究所(管総研)は7日、「こども霞が関見学デー」の一環として、文部科学省で下水道の出前授業を行った。

 管清工業は2月、同省主催の令和5年度「青少年の体験活動推進企業表彰」において、管総研による出前授業の取組みが評価され、文部科学大臣賞を受賞している。

 出前授業では、1日に使う水の量や水の循環、家で使った水の行方などの説明をしつつ、クイズを交えながら下水道の役割や下水処理場の仕組みを解説。その後、TVカメラによる管内映像を見せながら維持管理の必要性をアピールした。また、コップに入れたトイレットペーパーとティッシュペーパーをかき混ぜる実験を行い、下水道に流してはいけないものを紹介。子どもたちに「下水道を長く、大切に使ってほしい」と呼びかけた。

 会場には本田顕子文部科学大臣政務官も訪れ、水循環を学べるオリジナルボードゲーム「めぐるめぐみ」に興じる子どもたちの様子を眺めながら笑顔を見せていた。

 「こども霞が関見学デー」は、霞が関に所在する各府省庁等が連携し、所管業務に関わる展示等を行うことで、夏休み期間中の子どもたちに広く社会を知ってもらうこと、政府の施策に対する理解を深めてもらうこと、親子の触れ合いを深めてもらうことを目的とした取組み。今年は8月7、8日の2日間、28の府省庁でバラエティ豊かなプログラムが催された。


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