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HM工法定着へデモ施工注力 オールライナー協会関東支部・第26回総会 マイクリップに追加

2024/05/08 産業 業界団体
阿部支部長

 オールライナー協会関東支部は4月23日、高崎市内で第26回定時総会を開催。高強度薄型ライナーであるオールライナーHM工法の本格導入を見据え、技術研修やデモ施工の実施等を盛り込んだ令和6年度事業計画案を全会一致で承認した。役員改選では宇都宮文化センター社長の阿部欣文支部長が再任された。

 令和5年度の関東支部内での施工実績は35.2km(前年度35.5km)と前年並み。

 総会冒頭、阿部支部長は「オールライナーHM工法を標準技術に位置付けようと市場への定着に取り組んできたが、まだまだ道半ば。今年度はHM工法を対象とした技術研修やデモ施工を行うなど積極的に広めていきたい」と意気込みを語った。

 協会本部から久保田敏嗣会長が駆けつけ、能登半島地震支援として実施した輪島市での仮設風呂設置(入浴支援)の活動について、同活動に尽力した宇都宮文化センター、伊達建設、三木田興業、伊田テクノス、管清工業ら会員企業に感謝の意を表した。また、今年が協会設立30周年の節目である点にも言及。被災地復興支援の意も込めて金沢の地で本部総会を行うと述べた。


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