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2024年228日 (水) 版

終了3件を審議、次世代蓋研究など 下水道機構・技術委員会 マイクリップに追加

 日本下水道新技術機構は27日、都内の下水道機構会議室で令和5年度第3回技術委員会を開催。各部門別委員会で進められている自主・共同研究案件に関する審議・報告が行われた。

 塩路勝久理事長は、「本日六つの課題を審議いただくが、うち三つは終了案件となる。厳正な審議を経て、研究成果を世に広く出していきたい」と意気込みを語った。

 議事では、終了案件として「下水処理場におけるN2O排出量削減技術に関する共同研究(三機工業、日立造船)」「アセットマネジメントの実践に向けた次世代型マンホール蓋技術マニュアルに関する共同研究(次世代型高品位グラウンドマンホール推進協会、G&U技術研究センター、管清工業)」「下水処理場等におけるディマンド・リスポンス活用に関する共同研究(沖縄県、NJS、中日本建設コンサルタント、日本水工設計)」の三つの共同研究を審議した。

 なお新規案件として、「雨天時における下水道の適正処理等に係る検討業務委託(国土交通省)」と「低コスト水位計を用いた雨天時浸入水調査手法に関する研究(自主研究)」に新たに取り組んでいる。


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