キャリアイメージ掴み意欲を向上 極東技工コンサル・女性社員セミナー マイクリップに追加
自身を見つめ直す機会に
極東技工コンサルタント（村岡基社長）は６月１２、１３日、女性社員向けセミナーを開催。女性社員３５人が参加した。フォーサイトの東田一人社長、アフリカ野球・ソフト振興機構（ＪーＡＢＳ）の友成晋也代表理事をファシリテーターに、講義やワークショップ（ＷＳ）を行った。
研修は、同社が例年実施している社員研修の一環。もともと女性の少ない水業界において、同社の女性社員比率は２７％（令和５年４月時点）にとどまる。活躍するロールモデルとなる女性社員も少ない中で、同社の女性社員が自己肯定感を高め、今後のキャリアを豊かにイメージしてもらうことが目的。仕事への向上心や意欲を高めるとともに、女性社員の育成方針策定につなげていく。
ＷＳでは、自己再認識をテーマに「ライフタイムバリューカードソート」などのワークを実施。カードソートでは、「自分の信念を貫くこと」「人の幸せのために働くこと」などが書かれた多くのカードの中から、自分が人生において大切にしていることが書かれたカードを選び取り、その中から特に大事なものを選抜。本当に大事にしたいことから自分の芯を明らかにすることで、仕事上どうすべきか迷った場面においてセンタリングする効果があるという。
さらに、その価値観が過去のどの経験から培われたかなど掘り下げることで、参加者一人ひとりが改めて自分がどういった人間であるかを発見する機会となったようだ。