一財環境清正財団を設立 管清工業 マイクリップに追加
厚木の杜環境リサーチセンター
管清工業は、同社創立60周年記念事業の一環として、「一般財団法人環境清正財団」(代表理事=長谷川健司同社社長)を設立した。普及啓発活動等を通じ下水道に対する市民からの理解深化を促すことで、環境保全や公衆衛生の向上に寄与することを目指す。
出前授業やかべ新聞コンテストなど下水道知識に関する普及・啓発活動や、厚木の杜環境リサーチセンターを活用した下水道施設の体験活動などを財団活動の柱に据える。
活動拠点となる厚木の杜は技術向上研修・研究開発、災害時の避難場所・支援ベースキャンプ、地域住民が自然と触れ合える体験機会の場の三つの目的を持つ施設。下水道の歴史が学べるミュージアム「長谷川記念館」や下水道管の中を探検できる施設、森の中を散策する遊歩道、ビオトープなどが整備されている。財団が窓口となり、個人・団体向けに体験活動を手がける。
財団ホームページで現在、かべ新聞コンテストや、厚木の杜体験活動の応募・参加者を受付けている。このほか、教育の場で利用できる学習教材も公開・提供している。