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2022年119日 (水) 版

GKP広報大賞、節目の10回「殿堂」認定を新設 12月9日まで募集 マイクリップに追加

 下水道広報プラットホーム(GKP)は9日、令和4年度(第10回)GKP広報大賞の募集を開始した。

 同賞は、下水道分野における広報活動に取り組む人・現場にスポットを当て、企画から実施に至るプロセスやノウハウ、効果などを評価し、表彰するもの。これら好事例を集約・発信することで、全国の広報担当者の参考になる事例集としての役割も担う。

 節目の10回目となる今回は、▽事例集の役割強化▽単年度だけでなく、積み重ねも評価▽特に優れた広報を続けている団体を「殿堂入り」として認定――などを狙い、実施要領の見直しを行った。

 エントリー時点での部門選択を撤廃したほか、総合的な評価だけでなく、各取組みの優れた点を多角的に表彰するため、表彰の枠を拡大した。

 また、第10回を記念して、これまでの応募や表彰の記録を基にした「レコード表彰」として、「最多受賞」賞や「最多エントリー」賞を設けるほか、「殿堂入り制度」を新設し、条件を満たした優秀な団体を殿堂認定(2年間)する。「殿堂入り」の条件は、通算で2度のグランプリ獲得、またはグランプリと準グランプリを計3回獲得(準グランプリ3回も対象)していること。エントリー、詳細の確認は、GKPホームページまで。

 ■長岡裕・GKP会長/GKP広報大賞審査委員長の話

 GKP広報大賞は今年度で第10回を迎えた。この間、全国の好事例を数多く見てきた。今回、10回目を迎えるに当たり、実施要項を見直し、殿堂入り制度やレコード表彰など新たな試みを行う。今回、殿堂入りの条件を達成する可能性があるのは、京都市、堺市、東亜グラウト工業、明電舎の4団体。ぜひこの4団体には初の殿堂入りを目指し、他団体と切磋琢磨してほしい。

 一方、特に中小規模の団体は、大都市に及ばないと応募を諦めてしまうケースもあると聞く。しかし、限られた予算で成果を上げる工夫やアイデア等が同等規模の団体の参考になるケースもある。また、応募回数の積み重ねはそれだけで評価に値する。平成30年から3年連続で応募リストに名を連ねる北海道足寄町は、受賞経験はないが、そのひたむきな姿勢が素晴らしいと感じている。中小規模団体からの応募増加にも期待したい。


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