市職員対象に研修会を開催 横浜市 マイクリップに追加
間近で技術を確認
横浜市環境創造局は９月２６日、同局下水道事務所（南部）で管更生工法・マンホール蓋等研修会を開催。同局管路整備課や管路保全課、土木事務所の職員約５０人が参加した。同市では毎年、更生工法を中心とした研修会を実施しており、更生工法や維持管理など、同市で採用されている技術等の仕組みが一度に学べる場を開いている。
研修会の開催に当たり、小塚亮一下水道管路部長は、「管更生やマンホールなどは日進月歩。雑誌等で見ることはあると思うが、実物を見ることが一番。貴重な経験から学んでいただき、現場の監督や設計に生かしていただければ」とあいさつした後、職員は２班に分かれて、工法やデモンストレーションを見学。下水道管の長寿命化および耐震化、再整備等で活躍する技術が並ぶ中、知識を深めていった。
展示会を終えて黒羽根能生管路整備課長は、「実際に現場に携わっている方でも完成品を見たことがあっても、仕組みや構造が分かる機会はなかなかないはず。展示会を通じて新たな発見や気づきが一つでもあれば意味あることだと思う」と話した。
協力企業・団体は次の通り。
▽日本ＳＰＲ工法協会▽ＥＸ・ダンビー協会▽管清工業▽パルテム技術協会▽３ＳＩＣＰ技術協会▽日之出水道機器