ICタグ異常監視システムが栄誉 管清工業 マイクリップに追加
管清工業が実用化に向け開発を進めている「ICタグ下水道管路異常監視システム」が、一般社団法人自動認識システム協会主催の「第24回自動認識システム大賞」で入選した。
同システムは、下水道管に起因する陥没・溢水等の事故を未然に防止することを目的とした管路内の異常検知システム。管内に設置するICタグ、読み取りアンテナから構成される。現在、自治体フィールドにて実証実験を進めている。管路管理の高度化に資する技術として注目を集める。
同大賞は自動認識技術やシステムの発展と普及・啓発を目的に、同協会が実施しているもの。多様な産業界から応募があり、今回10技術が受賞する中で下水道関連で唯一栄誉に輝いた。