新体制で中期計画推進 水コン協・定時総会、新会長に間山社長 マイクリップに追加
間山新会長
全国上下水道コンサルタント協会は6月9日に第41回定時社員総会を開き、昨年度の事業・決算と今年度の事業計画・予算に関する報告の後、任期満了に伴う役員改選などを決議した。「水コン協ビジョン(2015ー2025)第三期中期行動計画」の下で諸活動に取り組んでいく。
昨年度の協会活動はコロナ禍による制約の中、事会や各種委員会などの会議ではウェブ利用がさらに拡大。本部・支部意見交換会は2年ぶりに全国7支部で実施でき、正副会長らによる国や関係団体との意見交換も行った。災害関係では、昨年度中に14団体と災害時支援協定を締結した。
今年度は▽人材確保支援▽技術・品質・倫理向上支援▽多様な官民協働の促進▽協会活動の強化――の四つを事業の柱とする。水道施設設計業務歩掛や下水道標準歩掛の一部について改定を検討、提案する。官民連携の促進では、事業運営支援業務について研究し、事例調査を踏まえた官民連携方法の選定・モニタリング方法の検討などを進めていく。
総会終了後の理事会で正副会長の選任が行われ、会長が村上雅亮氏(NJS代表取締役社長)から間山一典氏(日水コン代表取締役社長)に交代することとなった。