審査証明書を交付 下水道機構、新規2件含め45件 マイクリップに追加
日本下水道新技術機構は16日付で民間企業・団体から申請のあった下水道技術45件に建設技術審査証明書を交付した。例年、建設技術審査証明交付式を開催していたが、コロナ禍を受けて各依頼者に郵送で対応した。今回交付を受けた下水道技術は45件。内訳は新規2件、変更18件(うち基準達成7件)、更新25件。
1月開催の第2回技術委員会の最終審議を経て答申が行われた技術に交付。全体の交付件数は前年度と同数となった。
新規技術は次の通り。
▽セルフクリーンスイングディスクスクリーン〈SCーSDS〉(三菱化工機)▽オールライナーHM工法(アクアインテック、管清工業)
なお、年度途中に交付されたものを含めると、今年度内に交付した新規技術は合計5件。薄肉高強度を追求して施工性向上等の付加価値を高めた管きょ更生工法(現場硬化管タイプ)や、脱炭素・循環型社会への関心の高まりを受け、昨今、事業化検討が進む汚泥有効利用の要となる新たなプロセス機器、省エネ機器などが新たにラインアップに加わった。