都市インフラで合弁会社 NJS・日本ヒューム、1日より事業開始 マイクリップに追加
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日本ヒュームとNJSが共同出資する形で設立準備を進めてきた事業会社「コンフロンティア」が、両社合意の下2月15日付で設立され、今月1日より事業を開始した。
都市インフラに関わる事業として、「脱炭素マテリアル」「再生可能エネルギー」「インフラソリューション」の3事業を展開していく。社長には日本ヒューム執行役員技術本部長の田中敏嗣氏が就任した。所在地は東京都港区。
都市インフラを取り巻く事業環境として、人口減少社会、インフラ老朽化、自然災害の激化、脱炭素・循環型社会、そしてデジタル化社会への対応等が急務とされる中、両者ではコンサルタント、メーカーそれぞれが保有する技術力・ノウハウを活かし、資材調達・製品製造・建設・運用・撤去までのライフサイクルで新たなソリューション提供を手掛けていく。
脱炭素マテリアル事業では、低炭素コンクリート、CO2吸収建設資材、CO2分離利用技術など、脱炭素社会を推進する資材の開発やサービス提供を手掛ける。再エネ事業では、インフラ関連のサービス提供を模索。地域のエネ自給率向上や災害時の供給拠点整備への貢献を目指していく。インフラソリューション事業では、インフラ長寿命化、循環型社会に対応した資源再利用、スマートインフラによる情報活用をテーマにソリューション提供を目指していく。