インスペクション進展へ NJS、新拠点を建設 マイクリップに追加
NJS(村上雅亮社長)は、インフラ管理における新たな事業の柱として定めたインスペクション(点検・調査・診断)事業の拠点(NX羽田ビル)を建設する。関連技術の開発や業務対応、人材育成を推進する。
同社では、気候変動に伴う災害の激化や高度成長期に建設されたインフラの老朽化が進行する中で、まずは基盤たるインフラの維持と効率的な管理の重要性が高まると見ており、中期経営計画や長期プランにおいて「インスペクション」を新たに切り拓く事業領域・柱として定めている。
すでに、グループ会社各社(FINDi、北王インフラサイエンス、水道アセットサービス、日本X線検査)において、対応する点検調査技術(ドローン)や調査サービス、そして非破壊検査サービス等のインスペクション事業に取り組んでいるが、これらをより推進するための拠点として今回、NX羽田ビル建設に着手することとした。
同ビルは地上3階鉄骨造、延床面積880㎡のビルで、今年中に竣工する予定。
環境先進ビルとしての側面も併せ持っており、省エネ面ではエネルギー管理システムの導入、創エネ面では太陽光発電を取り入れている。