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2030成長戦略公表 NJS、重点事業に脱炭素、雨水 マイクリップに追加

2021/12/01 産業 企業

 NJS(村上雅亮社長)は、2030年に向けた同社グループとしての成長戦略(NJSグループPLAN―脱カーボン時代)を公表した。カーボンニュートラルをはじめとする重点事業を新たに位置付け、取組みイメージを明示。既存事業の伸長、新事業の創出、多様なセクターとの連携、そしてM&Aにより、2030年の経営指標として売上高300億円を掲げた。創業70年を機に、新たな企業像の確立と社会貢献の拡大を目指していく。

 成長戦略では、事業の創出と強化を図る重点事業として、▽カーボンニュートラル▽雨水マネジメント▽インスペクション▽オペレーション――を設定。

 カーボンニュートラルでは、再生可能エネルギーや脱炭素マテリアル事業を通じ脱炭素社会への移行を推進する。雨水マネジメントでは、雨水マネジメント計画業務の強化、雨水対策情報サービスの事業化、グリーンインフラ事業の推進を通じ豪雨災害に強い社会の形成へと貢献していく。インスペクションでは、同社が開発した点検調査技術やソフトウェア等を駆使しインフラマネジメント計画業務、インフラ点検調査サービス事業、国内外での点検調査システムの販売を推進していくことでインフラマネジメント分野をけん引していく。

 また成長戦略を実現するため、イノベーション、働き方改革と人材育成、ガバナンスの各テーマで基盤強化に向けた基本方針と実施方針を取りまとめており、これらを着実に遂行する。


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