課題解決に資する「技」披露 AWaP技術セミナー、国内9社がPR マイクリップに追加
アジア汚水管理パートナーシップ(AWaP)は8月18日、総会開催に先立ち技術セミナーをオンライン上で開いた。日本側から関連する民間企業が出席し、参加国に対して、浸水対策や水処理、システム構築などに関する技術提案を行った。
セミナーはAWaP参加国が抱える課題を技術面から解決すること目的に開催されているもの。今回は、カンボジア、インドネシア、フィリピン、ベトナムが出席した。技術提案に参加したのはGCUS会員や、国土交通省が実施する海外での技術実証事業を手掛けている9社。
3分野に分かれて技術提案が行われ、浸水対策・管きょ布設技術では、石垣、クボタ、ヤスダエンジニアリングが、省エネ型下水処理技術では、NJS、前澤工業、メタウォーターが、ソフト対策技術では、インフォマティクス、日水コン、JFEエンジニアリングがそれぞれ登壇し、技術提案とともに各国からの質疑に答えた。
各企業は、壊れにくくライフサイクルコストの面で有利に働くことや、都市化が進展する中での施工が可能となること、水処理の省エネルギー化が図れること、維持管理業務の効率化が図れることなど、優位性とともに、課題解決に資することをアピールした。