第5回インフラメンテナンス大賞、案件募集を開始 今秋に受賞者決定 マイクリップに追加
国土交通省ら関係7省が実施する第5回インフラメンテナンス大賞の募集が始まった。募集期限は5月17日まで。応募のあった案件は有識者による選考を経て秋には受賞者を決定し、冬に表彰式を開催する。
第5回インフラメンテナンス大賞では、関係7省が所管するインフラを対象に、▽メンテナンス実施現場における工夫▽メンテナンスを支える活動▽技術開発――の3部門における優れた取組みや技術開発を行った個人またはグループを広く募集する。今回から応募方法はWebフォームによる受付のみとなった。
インフラメンテナンス大賞は、日本国内の社会資本のメンテナンスに関連した優れた取組みや技術開発を表彰する制度で、平成28年度に設置したもの。表彰された取組みや技術を好事例として広く紹介することで、日本のインフラメンテナンスに関わる事業者や団体、研究者等の活動を促進し、産業の活性化や理念の普及を図る。
第5回では国交省に加え、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、防衛省の各省から大臣賞や優秀賞などを選出する。評価項目は革新性・独創性といった取組みの「着眼点」やその姿勢、地域への貢献といった効果、異分野の参入といった影響度など主に4項目。
第4回の表彰では、地域住民をターゲットにしたリアルタイムで下水道の維持管理現場を見せる取組みで管清工業が国土交通大臣賞を、短期間で施工が可能になる水替工法を開発した京環メンテナンスが防衛省優秀賞を受賞している。
