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次期優先交渉権者、藤野・積水・管清・日水コン・CWOらに決定 河内長野市・管路包括 マイクリップに追加

 河内長野市上下水道部はこのほど、次期下水道管路施設包括的管理業務に関する公募型プロポーザルについて、優先交渉権者を決定したことを明らかにした。プロポーザル審査委員会での審査を経て、「藤野興業・積水化学・管清工業・日水コン・クリアウォーターOSAKA共同企業体」が優先交渉権者となった。今後、河内長野市と共同企業体で契約交渉等が進められる。

 同市では、平成26年度から管路施設の包括的委託を実施しており、現在公募したものが第3期目となる。第3期は、業務範囲を市内全域に拡大するとともに、委託業務も追加し、業務の一層の効率化と下水道サービスレベルの維持向上を図るねらい。

 これまでは、開発団地6地区が対象だったものを、第3期業務では、同市が下水道事業を実施する地域の全域(大和川下流南部流域関連公共下水道・狭山処理区(高瀬地区含む)、特定環境保全公共下水道・日野・滝畑地区)に広げる。

 委託業務も拡大される。計画等変更業務に下水道事業計画、下水道都市計画および事業認可変更図書作成業務が加わるほか、実施設計業務・改築工事(実施設計業務(下水道整備、長寿命化実施設計業務)、改築工事(管更生工事)と公共汚水ます設置・改築承諾調査業務が加わる。

 委託期間は、契約締結の翌日から令和8年3月31日までの約5年間。


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